顔のゆがみについて
顔のゆがんでいるのが気になったことはありませんか?
矯正治療を受けようとして、顎の骨を切らないと治らないといわれ、あきらめた方もいると思います。
只単に審美的な問題だけでなく、顎ずれによる顔のゆがみ は、身体のゆがみにつながり、健康を損ねる結果になっているとすれば、両方を解決しなければなりません。
顎を3次元的に矯正すれば可能です。
また、総入れ歯あるいは部分入れ歯が入っている方でも顔がゆがむ状態になると、噛む力も身体の力も衰えていきます。
入れ歯を正しく入れる事で、顔、身体の歪みが驚く程改善されます。
運動能力と噛み合わせの意外な関係、これ事実です!
アスリートに限らず、スポーツを楽しんでいる人なら心当たりがあるでしょう。どんなスポーツにも、グッと歯を噛みしめる瞬間があります。噛み合わせが悪いと、運動神経が通っている三叉神経に影響を及ぼし、思うようなパフォーマンスが実現できません。噛み合わせを正常化することで、その人が本来持っている能力を存分に発揮できるのです。
身体のゆがみについて
お子さまからお年寄りまで、姿勢が悪い事が気になった事はありませんか?
小学校に入る頃から、子供さんの姿勢によく注意をはらってあげてくださ い。
永久歯がはえかわるころから顎のずれによる問題が出始めます。
歯並びが悪いこととは問題が少し違うので、というより、もっと重大な問題をひきおこすことがあるので注意が必要です。
姿勢の悪さは背骨の曲がりを表します。
この背骨の重要性については、「噛み合わせと背骨」で詳しくお話してありますので、参 考にしてください。
ともかく、横からみた猫背に限らず、右左の肩の高さが違う、手や足の左右の長さが違うお尻の高さが違う、身体がねじれている、頭がいつ も片方に傾いている等、きちんと見ることが必要です。
顔のゆがみと共に身体の歪みは早く治してあげることが、原因不明の疾病の改善や様々な不定愁訴の予防につながります。
生活習慣の改善で直せる事もありますが、顎のずれが原因になっている事が多い様です。
噛み合わせが悪いことと身体に現れる不快症状との関係の例
自律神経の働きが悪くなり胃の機能がうまくいかず
→「胃もたれ」「消化不良」
噛み合わせが悪いと、下あごに関係する筋肉の動きが鈍くなり、硬直しがちに
→首の後ろの筋肉の痛み、肩こり、頭痛
噛み合わせが悪いと、重心をずらして身体のバランスを取ろうとするので、意外な場所に余分な負荷がかかり、腰痛やだるさの原因となります。
◆顎のずれ、噛み合わせの不調によって、引き起こされる可能性のある症状◆
頭痛、顎関節異常、肩凝り、首筋の痛み、腰痛、目症状、手足の冷え、しびれ肌あれ、血圧異常、心悸亢進、便秘、下痢、生理痛、自律神経失調症等
噛み合わせ治療が得意な医院で矯正治療をするメリット
歯列矯正は大切。歯の生えている土台づくりはもっと大切!
歯並びだけをよくしても、噛み合わせがよくならなければ、決してベストな結果とはいえません。
歯並びの悪さを気にして、矯正歯科に通う患者さまはたくさんいらっしゃいます。もちろん、悪い歯並びよりもいい歯並びのほうがいいことは決まっています。ただ、歯並びだけを矯正して、見た目だけ整えても、土台であるアゴが歪んだままでは根本的な解決にはなりません。
小児の場合、噛み合わせを治すことで、矯正が不要になることも。
当院では、歯科矯正に来院された患者さまに対しても、噛み合わせの検査をいたします。必要があれば、まずアゴの矯正から。そしてアゴの歪みが改善されてから本格的な歯科矯正に入ります。
発達段階にあるお子さまの場合、アゴの矯正も比較的早期に終わります。そして土台さえ整えば、歯並びがよくなるのもお子さまならでは。長期にわたる矯正が不要になるケースもあります。
発育がコントロールできる成長期にこそ、正しくアゴの成長を導いてあげることが肝要です。