グルジア国立バレー団の「白鳥の湖」を観てきました。言わずと知れた名作中の名作なので、筋書きはわかっていたし音楽も馴染みの深いものでしたから、観点はバレーそのものに集中することになりましたが、バレーでこんなに感動したのは初めてでした。
プリマドンナは、ニーナ・アナニアシヴィリ、47歳・・・信じられない年齢ですが、20年にわたって来日公演し、今回が最後の日本公演だと聞いて、それを観ることが出来た私は本当にラッキィだったと思います。日本にも多くのファンが待ち受けていて、スケーターの浅田真央さんの姿もありました。芸術性は勿論のこと、成熟した美しさに見惚れて、あっと言う間の舞台の上のその人は、魂が白鳥そのものになりきり、指の先まで白い羽が生えているかのようでした。
バレーも含めた西洋の舞踊は足が地につくのは一瞬で、宙に浮くために跳んだり跳ねたりが基本です。
バレーはトウシューズの足先だけが地につき、体全体が動きの表現体になり、いかに高く、長く、正に空間の芸術です。
これに対し、東洋の舞踊は大地から足を離さない、が基本です。
能も日本舞踊も、すり足で、決して浮くことがないため、西洋の動、に対しての静の動きになります。
ですから、その表現力は、内なる想いの発露として、目線や指先に集中するようです。
この違いは、狩猟民族が獲物を捕るために、高く遠くに行くことの能力を問われたのに対し、
農耕民族には、大地を愛し守るための祈りとしてのベースがあるせいなのでしょう。
こう考えると、世界中の舞踊を興味深く観ることができます。
洗練され磨かれ続けた高尚な芸術でも、その根っこにあるものは、とても原始的で素朴な、人類の遺伝子と歴史に培われたものであるに違いありません。
生きるための祈りから生まれたであろう踊りが、不思議な高揚感や興奮を伴うのは、きっとそのせいでしょう。
さて、ワルツ、行進曲、ハワイアン、ジャズ等等、なんでもいいのですが、わたしは、ともかく音楽を聴くと、直ぐに踊り出したくなる
たちなので、そのうちにきっと何かの踊りの手ほどきを受けるだろうと確信しています。
60の手習い、ということで、また報告できたらいいな、と思っています。
2012.07.17更新
悪い習慣がとんでもない結果に
23歳の女性です。
首から肩がいつも重苦しくて、時々ひどい頭痛を起こす。いろいろ検査してもらったけど、どこも悪くない。悪くない、と言われても、苦しさは増すばかり。・・・通常こんな患者さんが歯科に飛び込んでくるのは珍しいことなのですが、「顔が歪んできた気がする」という項目が加わると、かみ合わせがおかしい?と気づいてやってきてくださいます。なぜなら、これまで、歯並びの悪さを指摘されたこともなく、見た目も綺麗と自覚していたので、かみ合わせが悪いなど考えたこともなかったからです。
さて、この方に何がおこっていたのでしょう?実は、とても身近で簡単なことですが、癖という習慣的持続的な動作になると、とんでもないことになるのです。それは、頬づえ。頬づえは、手で頭を支えますが、言いかえれば、手が押しているあご、そしてその奥にある歯に頭の重さがのしかかる、ということなのです。それもちょっと位ならいいのですが、結構長時間持続させていることが多いと思いませんか?頬づえしながら、パソコンの画面を見ている、本や新聞を読む、もっと酷くなると、そのまま居眠り、あるいは寝っ転がってテレビを見続ける、なんて身に覚えのある方も多いはずです。一番困ったことに、中学生くらいになると、授業中や勉強中に、あごの下に手をおいてうつぶせる姿勢での居眠りが、本当に増えてきます。
まだまだ成長期にある時に、こんな態勢が習慣的に続けばどうなるか、それは、あごのずれやゆがみ、歯列をゆがませる矯正力になってしまう、ということなのです。自分で自分の首を絞めていることに気づかず、毎日毎日繰り返せば、無理やり引っ張られるあごの筋肉は悲鳴をあげます。押されて中に倒れ込む歯は、うまく噛めなくて、咀嚼筋も疲労します。
誰もがついやっている癖ですが、そのために引き起こされるつらい症状を考えれば、声を挙げて言いたいです。
このようjな生活習慣病を、医者に薬をもらって治してもらおうなんて、おかしいですよね。
自分のことは自力で治す。それよりも、そうならないように気をつける。それが一番大切なことです。
よ~く覚えておいておいてくださいね
首から肩がいつも重苦しくて、時々ひどい頭痛を起こす。いろいろ検査してもらったけど、どこも悪くない。悪くない、と言われても、苦しさは増すばかり。・・・通常こんな患者さんが歯科に飛び込んでくるのは珍しいことなのですが、「顔が歪んできた気がする」という項目が加わると、かみ合わせがおかしい?と気づいてやってきてくださいます。なぜなら、これまで、歯並びの悪さを指摘されたこともなく、見た目も綺麗と自覚していたので、かみ合わせが悪いなど考えたこともなかったからです。
さて、この方に何がおこっていたのでしょう?実は、とても身近で簡単なことですが、癖という習慣的持続的な動作になると、とんでもないことになるのです。それは、頬づえ。頬づえは、手で頭を支えますが、言いかえれば、手が押しているあご、そしてその奥にある歯に頭の重さがのしかかる、ということなのです。それもちょっと位ならいいのですが、結構長時間持続させていることが多いと思いませんか?頬づえしながら、パソコンの画面を見ている、本や新聞を読む、もっと酷くなると、そのまま居眠り、あるいは寝っ転がってテレビを見続ける、なんて身に覚えのある方も多いはずです。一番困ったことに、中学生くらいになると、授業中や勉強中に、あごの下に手をおいてうつぶせる姿勢での居眠りが、本当に増えてきます。
まだまだ成長期にある時に、こんな態勢が習慣的に続けばどうなるか、それは、あごのずれやゆがみ、歯列をゆがませる矯正力になってしまう、ということなのです。自分で自分の首を絞めていることに気づかず、毎日毎日繰り返せば、無理やり引っ張られるあごの筋肉は悲鳴をあげます。押されて中に倒れ込む歯は、うまく噛めなくて、咀嚼筋も疲労します。
誰もがついやっている癖ですが、そのために引き起こされるつらい症状を考えれば、声を挙げて言いたいです。
このようjな生活習慣病を、医者に薬をもらって治してもらおうなんて、おかしいですよね。
自分のことは自力で治す。それよりも、そうならないように気をつける。それが一番大切なことです。
よ~く覚えておいておいてくださいね
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